勝行院(読み)しようぎよういん

日本歴史地名大系 「勝行院」の解説

勝行院
しようぎよういん

[現在地名]いわき市常磐湯本町 三函

惣善そうぜん寺の北方二〇〇メートルにあり、三箱山勝行院法海寺と号し、真言宗智山派、本尊不動明王。なかの寺ともよばれる。永正一七年(一五二〇)円鏡の開山で、本堂右側にある釈迦堂に室町時代初期の作といわれる木造釈迦如来坐像があり、県指定重要文化財。飛天透彫の光背も同時代のもの。脇侍は阿難尊者・迦葉尊者立像。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 旧地 歌碑 墓地

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む