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勤労青少年教育 きんろうせいしょうねんきょういく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

勤労青少年教育
きんろうせいしょうねんきょういく

おもに義務教育終了後,労働に従事する青少年に対して行われる教育。第2次世界大戦前の日本では,初等教育後の実業補習学校青年訓練所や青年学校の制度があった。現在では,定時制高校および通信制高校が勤労青少年に対する後期中等教育の機会を提供している。社会教育の場では青年学級,職場学級,青年の家における研修などのほか,企業による若年労働者教育,各種学校や公共職業訓練機関の職業技術教育,経営伝習農場,農村青年研修館,農業講習所による農業青年教育などが含まれる。青少年の職業的発達を促すことに重点がおかれるが,同時に成長期にある者のパーソナリティの発達に配慮して,一般教養ならびに市民的態度の育成をも目指すことが必要とされる。最近は全日制高校への進学率の急速な上昇に伴って,次第に対象年齢および教育レベルを高めていく傾向がある。

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