勧業債券(読み)かんぎょうさいけん

精選版 日本国語大辞典 「勧業債券」の意味・読み・例文・類語

かんぎょう‐さいけんクヮンゲフ‥【勧業債券】

  1. 〘 名詞 〙 もと日本勧業銀行が発行した債券
    1. [初出の実例]「其の銀行より発行する勧業債券は」(出典:東京朝日新聞‐明治三八年(1905)五月三日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の勧業債券の言及

【日本勧業銀行[株]】より

…〈農業工業ノ改良発達〉のために長期低利の不動産抵当貸付けをなすことを目的としたが,1902年に工業の長期資金供給機関として興銀が設立されたので,勧銀は農業の長期資金供給機関としての色彩を濃くした。資金は債券(勧業債券)発行により集めるものとし,債券発行を容易にするため,特別に割増金付債券の発行が許可された(現在第一勧業銀行が宝くじを取り扱うのはこの特権の名残である)。11年には勧銀法が改正され,都市の不動産金融にも進出できるようになった。…

※「勧業債券」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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