勧農鳥(読み)カンノウチョウ

デジタル大辞泉 「勧農鳥」の意味・読み・例文・類語

かんのう‐ちょう〔クワンノウテウ〕【勧農鳥】

《春に「田を作らば作れ、時過ぐれば実らず」と鳴き、農業を奨励するといわれたところから》ホトトギス別名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「勧農鳥」の意味・読み・例文・類語

かんのう‐ちょう クヮンノウテウ【勧農鳥】

〘名〙 (春現われ、「田を作らば作れ、時過ぐれば実らず」と鳴き、農業を奨励するという俗説による) 鳥「ほととぎす(杜鵑)」の異名。《季・夏》 〔俳諧・滑稽雑談(1713)〕

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