杜鵑(読み)とけん

精選版 日本国語大辞典 「杜鵑」の意味・読み・例文・類語

と‐けん【杜鵑】

〘名〙 鳥「ほととぎす(杜鵑)」の漢名
文華秀麗集(818)上・敬和左神策大将軍春日閑院餞美州藤大守甲州藤判官之作〈巨勢識人〉「杜鵑啼序春将闌、閑院花亭餞両官」

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デジタル大辞泉 「杜鵑」の意味・読み・例文・類語

と‐けん【××鵑】

ホトトギスの漢名。

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普及版 字通 「杜鵑」の読み・字形・画数・意味

【杜鵑】とけん

ほととぎす。唐・杜甫〔杜鵑行〕詩 君見ずや昔日蜀の天子 して杜鵑と作(な)りて老烏に似たり 寄して子を生み、自ら(たく)せず 群鳥今に至るも、與(ため)に雛に哺す

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動植物名よみかた辞典 普及版 「杜鵑」の解説

杜鵑 (ホトトギス)

植物オトギリソウ科の多年草,薬用植物オトギリソウ別称

杜鵑 (ホトトギス)

植物。ツユクサ科一年草,薬用植物。ツユクサの別称

杜鵑 (サツキ)

植物。ツツジ科の常緑低木。サツキツツジの別称

杜鵑 (ホトトギス)

動物。ホトトギス科の鳥。ホトドギスの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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