デジタル大辞泉 「化尼」の意味・読み・例文・類語 け‐に【化尼】 仏・菩薩ぼさつなどが尼の姿になってこの世に現れたもの。「化人けにんの女忽ちに来りて、―に、糸すでに調ととのほれりやと問ふ」〈著聞集・二〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「化尼」の意味・読み・例文・類語 け‐に【化尼】 〘 名詞 〙 仏語。仏菩薩などが、尼として仮にみずからを現わしたもの。また、仏菩薩などが、他のあるものを尼の姿に現わし出したもの。変化(へんげ)の尼。[初出の実例]「同じき廿三日夕、又化人の女忽に来たりて、化尼に『糸すでにととのをれりや』と問ふ」(出典:古今著聞集(1254)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例