北今ヶ淵村(読み)きたいまがふちむら

日本歴史地名大系 「北今ヶ淵村」の解説

北今ヶ淵村
きたいまがふちむら

[現在地名]安八町北今ヶ渕

揖斐いび川左岸に位置し、一村で北今ヶ淵輪中を形成。南は中須なかず川を隔てて南今ヶ淵村、北は墨俣すのまた輪中。枝村としていり青刈あおがりがあった。村名は享禄三年(一五三〇)の大洪水で中須川ができた際に形成された淵の北に位置したことに由来するという(名森村史)。天正二〇年(一五九二)一月一五日の百々安信書状(林周教氏所蔵文書)に「森部・今か淵堤之儀」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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