北十番村
きたじゆうばんむら
[現在地名]守口市八雲北町一―三丁目など
下番村の一村で八番村の西に続き、北および西は淀川に限られる。江戸時代初期には南にある南十番村と一村を成していたが分村(時期不明)、元禄郷帳に村名がみえる。幕府領。元文二年(一七三七)の河内国高帳では高一九八石余、同帳に載る九番村(高八三石余)は元禄一五年(一七〇二)当村の枝郷となったという(→下番村)。一村別旧領主并石高では二八二石余(九番村の高を加えた数値に一致)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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