北岩延村(読み)きたいわのぶむら

日本歴史地名大系 「北岩延村」の解説

北岩延村
きたいわのぶむら

[現在地名]徳島市国府町北岩延こくふちようきたいわのぶ

南新居みなみにい村の南西にある。天正一二年(一五八四)一一月一四日の某所領宛行状(土佐国蠧簡集)に「岩延村」とみえ、同所を含む五六ヵ所・計八町四反四五代が土居重兵衛尉に与えられている。同一七年一〇月吉日の北岩延村検地帳(三木家文書)では高一七四石余。慶長二年(一五九七)武藤長次は名西みようざい大万だいまん(現石井町)の替地として「北岩延」のうち二八石・百姓二人などを宛行われた(「知行宛行状」武藤家文書)。同年の分限帳に北岩延村とあり、二〇石が横坂孫兵衛、九石余が益田彦四郎、一二石余が益田勝兵衛、二八石が武藤長次郎、一七石が岡崎(岡島か)九郎三郎、二八石が立原弥平次の各知行分。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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