北川剛(読み)キタガワ ゴウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「北川剛」の解説

北川 剛
キタガワ ゴウ


職業
合唱指揮者 音楽評論家

肩書
合唱団「白樺」常任指揮者,日ソ協会理事

本名
高橋 剛(タカハシ ゴウ)

生年月日
大正10年 6月24日

出生地
島根県

学歴
武蔵野音校声楽科〔昭和18年〕卒

経歴
終戦後シベリアに抑留され、チェリスト井上頼豊、バイオリニスト黒柳守綱等と楽団を作る。収容所を慰問すると同時に、土地の人々と交流、ロシア民謡を吸収する。帰国後、関鑑子の中央合唱団活動に参加。昭和25年合唱団「白樺」を発足させる。他にも東京労音合唱団、ハマ合唱団などを指揮。40年間にわたってロシア民謡の研究、普及につとめ、著書に「ロシア民謡の歴史」「ロシア民謡アルバム」などがある。

没年月日
昭和61年 1月7日 (1986年)

家族
息子=北川 つとむ(バラライカ奏者)

伝記
ロシア民謡、わが生涯―北川剛追悼記 北川 剛 著(発行元 芸術現代社 ’86発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android