北御坊前町(読み)きたごぼうまえちよう

日本歴史地名大系 「北御坊前町」の解説

北御坊前町
きたごぼうまえちよう

[現在地名]堺市神明しんめいひがし二丁

神明山口しんめいやまのくち町の東にあり、十間じゆつけん筋と大工町だいくちよう筋に挟まれた区域。町名は神明寺町の北御坊(本願寺堺別院)門前にあたるため。元禄二年(一六八九)堺大絵図に「北御坊前町」とあり、十間筋に面して七筆、東筋に面して七筆の宅地割。町会所は十間筋側の北から三筆目と東筋側の北から二筆目にある。所属町組は西天神前にしてんじんまえ町に同じ。寛政一一年(一七九九)の家数二四、石銀高一七九匁余、家役二八(うち無役一)年寄弓場ゆんば町年寄河内屋瀬市郎の兼務(堺市史)。東筋側に所在する聞蔵もんぞう寺は浄土真宗本願寺派。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む