百科事典マイペディア 「北方ユーラシア文化」の意味・わかりやすい解説 北方ユーラシア文化【ほっぽうユーラシアぶんか】 バルト海からオホーツク海に至る広大なツンドラ地帯・亜寒帯性針葉樹林地帯・森林草原混生地帯に発達した先史時代文化の総称。骨角器の多用が全般的特徴である。比較的定住性の強い狩猟漁労民の後期旧石器時代文化に始まり,新石器時代には南方から農耕牧畜が伝えられ,櫛(くし)目文土器を特徴とする文化が成立。鋳造の技術も伝えられて,半農半牧の銅器・青銅器文化も生まれた。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報