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先史時代 せんしじだい

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

先史時代
せんしじだい

考古学上の年代区分の一つ。人間の歴史のうちで,文字をもたず,したがって文字による史料が残されることのなかった時代をいう。この時代のことを研究するには,人間がつくったもの (遺跡,遺物) で現在まで残存しているものが,その資料となる。

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デジタル大辞泉の解説

せんし‐じだい【先史時代】

文献的史料の存在しない時代。日本では旧石器時代から弥生時代をさす。ただし、弥生時代原史時代とみる説もある。→歴史時代

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百科事典マイペディアの解説

先史時代【せんしじだい】

考古学の時代区分の一つ。文献記録が存在する以前の時代をさし,文献記録が不十分ながらも存在する原史時代,豊富に残る歴史時代と並列して使用される。日本列島では,縄文時代までを便宜的にこう呼ぶこともある。
→関連項目北方ユーラシア文化

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世界大百科事典 第2版の解説

せんしじだい【先史時代】

考古学における時代区分の一つ。文献記録という意味での歴史が出現する前の時代。これに対して文献記録の不十分な時代を原史時代,豊富な時代を歴史時代と呼ぶ。日本では,弥生時代までを先史時代古墳時代を原史時代として扱う。しかし《魏志倭人伝》の存在を重視して,弥生時代を原史時代に含める人もある。また歴史は人類出現以来存在するという立場の人は,先史,原史,歴史の区分自体を認めていない。【佐原 眞】

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大辞林 第三版の解説

せんしじだい【先史時代】

文献史料を全く欠いている時代。 ↔ 有史時代

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

先史時代
せんしじだい
Prehistoric Age

文献によってはその様相が知られない遠古の時代をいう。1836年、スウェーデンニルソンS. Nilson(1787―1883)が初めて提唱したが、その根底には、文献によって知られる過去が歴史であるという伝統的な考え方があった。「歴史」を先史時代と歴史時代に分けるのは、歴史の概念を二またかけて用いたことで、学問的厳密さを欠いている。考古学的調査の発達によって、歴史は人間の生成とともに始まることが明確になってきた現在、「先史時代」という語は遺物にすぎなくなっている。また歴史を大きく二分しているのは、文字の発明・使用ではなく、生産経済の発明または採用ということを念頭に置かなければならない。[角田文衛]
『角田文衛著『古代学序説』(1976・山川出版社)』

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世界大百科事典内の先史時代の言及

【採集狩猟文化】より

…しかし,彼らの生活様式は,今日なお人類の原初的な文化の伝統を引き継いでいると考えられる。
[先史時代]
 人類史の90%以上を占める前期旧石器時代は,ヒトの進化と文化の発達がきわめてゆっくりと進行した時代で,この時代の猿人(アウストラロピテクス)とそれに続く原人(ホモ・エレクトゥス)は,粗雑な加工の石核石器や剝片石器を有していたにすぎない。これらの石器は,狩猟用の武器というよりも,木槍や棍棒あるいは掘棒といった狩猟具,採集具の製作用具として,また,獲物を解体するための刃物として使用されたと考えられる。…

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