北日詰村(読み)きたひづめむら

日本歴史地名大系 「北日詰村」の解説

北日詰村
きたひづめむら

[現在地名]紫波町北日詰

北上川中流右岸、同川に合流する平沢ひらさわ川下流の右岸に開けた平坦地に位置。西は平沢村、東は北上川を隔て大巻おおまき村、南は南日詰村、北は桜町さくらまち村。もとは南日詰村と一村で、天正一九年(一五九一)一〇月四日の南部信直知行宛行状(宝翰類聚)に「志和郡日爪村」とみえ、村内広福こうふく寺の本坊領として田一万二千四〇〇刈が与えられている。元和二年(一六一六)の南部利直知行宛行状(同書)によれば、同寺に「肥爪村」のうち二〇〇石が与えられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android