北江村(読み)きたえむら

日本歴史地名大系 「北江村」の解説

北江村
きたえむら

[現在地名]国東町北江

田深たぶか村の北方に位置し、東は伊予灘に臨む。国東道が通る。「豊後国志」に北江とあるが、天保郷帳などでは田深村の内として扱われていたと考えられる。旧高旧領取調帳に北江村とあり、高二二六石余であるが、別に北江村の内として吉木よしき分五八〇石余が記載される。吉木村は北江集落より、田深に近く、田深川左岸に立地する。ほか枝郷に新栄にいさかがあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android