北海道拓殖鉄道(読み)ほつかいどうたくしよくてつどう

日本歴史地名大系 「北海道拓殖鉄道」の解説

北海道拓殖鉄道
ほつかいどうたくしよくてつどう

十勝支庁管内北部にあった私設鉄道。現新得しんとく町の新得駅を起点にして東進し、十勝川を越え現上士幌かみしほろ町の上士幌駅までを結んでいた総延長五四・三キロの単線。大正一〇年(一九二一)屈足くつたり(現新得町)の菊田豊之助らが十勝北部の開発を目的に地方鉄道敷設を出願、同一二年一一月免許を受けて同一四年四月北海道拓殖鉄道株式会社を設立し、直ちに着工した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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