北野道春(読み)きたの どうしゅん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北野道春」の解説

北野道春 きたの-どうしゅん

1823*-1905 幕末-明治時代医師
文政5年12月27日生まれ。肥前大村藩(長崎県)藩医。文久3年松林飯山(はんざん)らと三十七士同盟をむすんで,家老浅田弥次右衛門らによる勤王派弾圧に対抗。明治2年藩校五教館監察となり,医務取締を兼任した。明治38年8月3日死去。84歳。名は為錫。号は桐蔭,三魔庵老叟など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android