匿い(読み)かくまい

精選版 日本国語大辞典 「匿い」の意味・読み・例文・類語

かくまいかくまひ【匿・囲】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「かくまう(匿)」の連用形名詞化 ) 人に知られずにひそかにものを貯えること。用意をすること。また、そのもの。かくまえ。
    1. [初出の実例]「相応に貯畜(カクマヒ)も有って」(出典歌舞伎・伊達競阿国戯場(1778)大詰)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む