日本歴史地名大系 「十一日町」の解説 十一日町じゆういちにちまち 青森県:八戸市八戸城下十一日町[現在地名]八戸市十一日町八戸城下の中央東寄り裏町通沿いに位置する町人町。東は廿一日(にじゆういちにち)町、西は朔日(ついたち)町、北は十八日(じゆうはちにち)町、南は類家(るいけ)村に接する。北側を街路が南西から北東へ通る。文久年間(一八六一―六四)の八戸御城下略図に「十一日町 一ツニ塩町ト云」とあり、町家とされる。塩町(しおまち)とも称したが、藩政当初藩の塩蔵が置かれたことによるとも、塩の専売商人が居住したことによるともいう。八戸藩日記の享保一三年(一七二八)三月三日条に「十八日町新町久三郎」とみえ、十八日町新町と称されているが、同年八月二一日条には「塩町久三郎」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by