十二書(読み)じゅうにがき

精選版 日本国語大辞典 「十二書」の意味・読み・例文・類語

じゅうに‐がきジフニ‥【十二書】

  1. 〘 名詞 〙 正月一五日の小正月の飾りに用いる割り木。その内側に一二月の文字や、一二本の線を書く。新木(にゅうぎ)
    1. [初出の実例]「富家(ふうか)にては当日に至れば十二書(ガキ)を先づ造らんとて」(出典風俗画報‐一五八号(1898)人事門)

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