十二神村(読み)じゆうにしんむら

日本歴史地名大系 「十二神村」の解説

十二神村
じゆうにしんむら

[現在地名]笹神村十二神

鳥屋とやヶ峰の麓に位置し、北は大室おおむろ村に接する。寛文一三年(一六七三)の村上御領分組々村数并高付大庄屋付(大滝家文書)に村名があり、大室組に属した。元禄郷帳では大室村枝郷とあり、高二〇石三斗余。宝永七年(一七一〇)幕府領となり、明和二年(一七六五)の石瀬代官所村々高辻帳(北条一也氏蔵)では高二九石五斗余とある。大室村および当村は寛政元年(一七八九)に入会山につき里山組と、翌二年には水論で里山組・里用水組二一ヵ村と、天保一三年(一八四二)にはひしヶ岳流水につきさと(現水原町)など一八ヵ村とそれぞれ争いとなっている(水原町編年史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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