日本歴史地名大系 「十五丁村」の解説 十五丁村じゆうごちようむら 富山県:婦負郡婦中町十五丁村[現在地名]婦中町十五丁神通川中流左岸と牛(うし)ヶ首(くび)用水の間に位置し、北東は萩島(はぎのしま)村、南は新屋(あらや)村。萩島村の枝村で、地形は神通川左岸に沿って細長く、村落がおよそ一五町にわたって存在したところから名付けられたという(婦負郡志)。正保郷帳では持田(もちでん)村の新田高の内に含まれている。享保六年(一七二一)の高八八石余(「村付高改帳」島倉家文書)。寛政二年(一七九〇)の古高八八石余・定免三ツ五歩、新田高二二石余・平均免一ツ三歩七厘、銀納畑二〇三歩・代銀一匁六分九厘があり、小物成は銀納林一匁五分・柳差役一匁・野川原役三匁九分(高物成品々手鏡)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by