十八鳴浜(読み)クグナリハマ

デジタル大辞泉プラス 「十八鳴浜」の解説

十八鳴浜

宮城県気仙沼市にある海岸。「くぐなりはま」と読む。気仙沼大島の北東部に位置する。石英が多く含まれ、摩擦により音が鳴る鳴き砂海岸のひとつ対岸の九九鳴き浜とともに国の天然記念物指定されている。また、「日本の渚・百選」にも選定されている。

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事典・日本の観光資源 「十八鳴浜」の解説

十八鳴浜

(宮城県気仙沼市)
日本の渚・百選」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

世界大百科事典(旧版)内の十八鳴浜の言及

【大島】より

…全島ツバキが多く,亀山(235m)からは遠く金華山までのリアス海岸の眺望がよい。鳴り砂で知られる十八鳴(くぐなり)浜,海水浴場の小田ノ浜,男性的な海食地形を誇る竜舞崎などもあって,1964年には陸中海岸国立公園に指定された。【長谷川 典夫】。…

【砂】より

…この砂の上を歩いたり,棒などでつつくと,クックッとかブーというような大きい音を発するため,珍しい現象として古くから知られてきた。日本では宮城県気仙沼市大島の十八鳴(くぐなり)浜(九+九=十八),牡鹿半島の鳴(なら)浜や十八成浜,能登半島の泣(ごめ)き浜,丹後半島の琴引浜,島根県邇摩郡の琴ヶ浜など,いずれも発音特性にちなんだ名前が残っている。中国の敦煌にある鳴沙山も,その名は砂が鳴く現象からきている。…

※「十八鳴浜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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