十六菊(読み)じゅうろくぎく

精選版 日本国語大辞典 「十六菊」の意味・読み・例文・類語

じゅうろく‐ぎくジフロク‥【十六菊】

  1. 〘 名詞 〙 花弁が一六枚ある菊の花を図案化した紋章
    1. [初出の実例]「すぐ後の舞踏室では、やはりレエスや花の波が、十六菊(キク)を染め抜いた紫縮緬の幕の下に、休みない動揺を続けてゐた」(出典舞踏会(1920)〈芥川龍之介〉一)

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