十地の菩薩(読み)じゅうじのぼさつ

精選版 日本国語大辞典 「十地の菩薩」の意味・読み・例文・類語

じゅうじ【十地】 の 菩薩(ぼさつ)

  1. 菩薩の修行階位五二位のうち、第四一位から第五〇位までの菩薩をいう。これを十聖といい、これ以前を地前といって区別する。無漏智を得て、衆生をまもりそだてることができるようになった位。
    1. [初出の実例]「分段輪廻の今日に至りて流転年久しくて、十地(ヂ)菩薩尚其始を知らず」(出典:真如観(鎌倉初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む