無漏智(読み)ムロチ

精選版 日本国語大辞典 「無漏智」の意味・読み・例文・類語

むろ‐ち【無漏智】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。煩悩のけがれのない、きよらかな智慧。聖者の智慧。⇔有漏智(うろち)
    1. [初出の実例]「声聞縁覚以無漏智諸功徳、於百千劫、所及」(出典往生要集(984‐985)大文四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む