十巻章(読み)じっかんしょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「十巻章」の意味・わかりやすい解説

十巻章
じっかんしょう

真言宗で特に重視される7部 10巻の聖典総称。十巻書ともいう。すなわち,龍猛造『菩提心論』 (1巻) ,弘法大師著『即身成仏義』 (1巻) ,『吽字義』 (1巻) ,『声字実相義』 (1巻) ,『弁顕密二教論』 (2巻) ,『秘蔵宝鑰』 (3巻) ,『般若心経秘鍵』 (1巻) をいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む