吽字義(読み)うんじぎ

共同通信ニュース用語解説 「吽字義」の解説

吽字義

空海著作で、サンスクリット語の吽字を、直接的な意味の字相、真実の意味の字義という二つ側面から解明した。普遍的な真理文字や声にこそ表れると主張した『声字実相義』、この身のままで大日如来一体となり、仏になれると説いた『即身成仏義』と合わせ、「三部の書」と称す。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「吽字義」の意味・わかりやすい解説

吽字義
うんじぎ

仏教書。空海著。1巻。真言密教立場から梵字の「吽」につき字相と字義を説いたもの。平安時代初期成立。

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