十惑(読み)ジュウワク

デジタル大辞泉 「十惑」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐わく〔ジフ‐〕【十惑】

仏語とんしん・痴・慢・疑・見の6煩悩ぼんのううちの見を、有身見・辺執見・邪見・見取見・戒禁取見に分けて数えた10煩悩

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「十惑」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐わくジフ‥【十惑】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。根本煩悩である貪・瞋・痴・慢・疑・見の六煩悩のうち、見を有身見・辺執見・邪見・見取見・戒禁取見の五見に分けて一〇と数えたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む