十文字轡(読み)ジュウモンジグツワ

デジタル大辞泉 「十文字轡」の意味・読み・例文・類語

じゅうもんじ‐ぐつわ〔ジフモンジ‐〕【十文字×轡】

鏡板の輪の中に筋金十文字に入れた鉄のくつわ。十字ぐつわ。十文字。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「十文字轡」の意味・読み・例文・類語

じゅうもんじ‐ぐつわジフモンジ‥【十文字轡】

  1. 〘 名詞 〙 くつわの一種。鏡(かがみ)の輪の中に筋金を十文字に入れた鉄のくつわ。十字轡。十文字。十文字の轡銜(くつわばみ)
    1. [初出の実例]「伯殿祗候にて、小十文字轡尋出候よし申上候」(出典:御随身三上記‐永正九年(1512)四月二五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android