十方恒沙(読み)じっぽうごうしゃ

精選版 日本国語大辞典 「十方恒沙」の意味・読み・例文・類語

じっぽう‐ごうしゃ ジッパウ‥【十方恒沙】

〘名〙 (「恒沙」はガンジス川の砂の意で、無限であることのたとえ) 十方無量無数であること。
※愚迷発心集(1213頃)「惑業深重にして既に十方恒沙の仏国にも嫌はれ」

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