十方恒沙(読み)じっぽうごうしゃ

精選版 日本国語大辞典 「十方恒沙」の意味・読み・例文・類語

じっぽう‐ごうしゃジッパウ‥【十方恒沙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「恒沙」はガンジス川の砂の意で、無限であることのたとえ ) 十方無量無数であること。
    1. [初出の実例]「惑業深重にして既に十方恒沙の仏国にも嫌はれ」(出典:愚迷発心集(1213頃))

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