精選版 日本国語大辞典 「恒沙」の意味・読み・例文・類語 ごう‐しゃ【恒沙】 〘名〙 (「ごうじゃ」とも)① 「ごうがしゃ(恒河沙)」の略。※栄花(1028‐92頃)もとのしづく「涌出品(ゆしゅっぼん)の恒沙の菩薩の涌出し」 〔勝鬘経‐法身章〕② 天台宗で説く三惑の一つ、塵沙(じんじゃ)の惑の異称。無数の一々の事理に迷い、他の教化をさえぎる煩悩の意。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報