日本歴史地名大系 「十間川」の解説 十間川じつけんがわ 島根県:出雲市十間川神戸(かんど)川の馬木(まき)町に大堰を作り、馬木岩樋を設けて水を取入れ、神西(じんざい)湖に注がせた長さ約八・七キロの大疎水。郡奉行岸崎左久次・代官鵜飼司定らに大梶七兵衛が協力して元禄二年(一六八九)完成したといわれる。川筋にあった古志(こし)村の宇賀(うが)池、芦渡(あしわた)村のよしがさご池、知井宮(ちいみや)本郷の麻柄(あさがら)池・博奕(ばくち)池、その他の小池も全部または一部埋立てて良田にした(出雲市誌)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by