千代子石(読み)ちよこせき

最新 地学事典 「千代子石」の解説

ちよこせき
千代子石

chiyokoite

化学組成Ca3Si(CO3)[B(OH4]O(OH)5・12H2Oの鉱物。六方晶系,空間群P63,格子定数a1.10119nm, c1.05252,単位格子中2分子含む。微細六角柱状結晶の集合体。ガラス光沢。劈開}{0001}良好。硬度未測定。比重1.85。無〜ピンク色,条痕白色。一軸性負,屈折率ε1.492, ω1.523。エットリンゲン石族に属する。岡山県布賀鉱山のスカルンから,方解石・逸見石・タカラン石に伴って産出。布賀地域のスカルン鉱物を研究し,多くの新鉱物を記載した岡山大学の逸見千代子(1949〜2018)にちなみ,Lykovaほかによって命名(IMA2019-054)。参考文献Lykova et al.(2020) Can. Min.,Vol.58:653

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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