千到(読み)せんとう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「千到」の解説

千到 せんとう

919-990* 平安時代中期の僧。
延喜(えんぎ)19年生まれ。法相(ほっそう)宗。奈良興福寺の学僧。延空に師事。応和3年比叡(ひえい)山の禅愉(ぜんゆ)と法華(ほけ)経について対論する。天延元年興福寺維摩会(ゆいまえ)の講師(こうじ)をつとめた。永延2年権少僧都(ごんのしょうそうず)にすすむ。永祚(えいそ)元年12月3日死去。71歳。俗姓は伴。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android