千原村新田(読み)ちはらむらしんでん

日本歴史地名大系 「千原村新田」の解説

千原村新田
ちはらむらしんでん

[現在地名]頸城村下千原しもちはら

諏訪すわ新田の北西千原新田南東にある。正保元年(一六四四)に開発のなったおおぶけ新田のうち。正保国絵図に千原村とあり、高一八五石余。松平光長の時代に村高のうち三〇五石が伊勢内宮の御師藤波神主へ寄進され、以後伊勢神領となった(中頸城郡誌)。天和三年郷帳に千原新田とあり、高二六八石八斗余であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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