千島村(読み)ちじまむら

日本歴史地名大系 「千島村」の解説

千島村
ちじまむら

[現在地名]高山市千島町ちしままち大平町おおひらまち

みや川左岸にすのり川と挟まれた形で位置し、下流域は花里はなさと村。飛騨街道が通る。村名は茅島であったことによるという(斐太後風土記)。慶長一〇年(一六〇五)の飛騨国郷帳の大野灘おおのなだ郷に村名がみえ、袈裟寺けさでら村など四村で高付される(→花里村。同一八年の郷帳では「ちゞま村」として高八九石余。元禄検地反歩帳の高一五〇石余、田一五町余・畑一町五反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android