千島踊子草(読み)ちしまおどりこそう

精選版 日本国語大辞典 「千島踊子草」の意味・読み・例文・類語

ちしま‐おどりこそう‥をどりこサウ【千島踊子草】

  1. 〘 名詞 〙 シソ科一年草。アジア・ヨーロッパの温帯に広く分布し、日本では本州中部以北の湿地に生える。高さ三〇~九〇センチメートル。茎は四稜(りょう)がある。葉身は長さ三~八センチメートルの卵状楕円形で縁に鋸歯(きょし)がある。夏、葉腋に先が五裂した淡紅色唇形花が群がって咲く。花冠は長さ約一・五センチメートル。いたちじそ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android