千早の歌(読み)ちはやのうた

精選版 日本国語大辞典 「千早の歌」の意味・読み・例文・類語

ちはや【千早】 の 歌(うた)

  1. 虫除け歌。「千早振る卯月八日吉日よ、かみさけ虫をせいばいぞする」という歌を書いて、厠や台所にはったところからいう。ちはや。ちはやぶる。
    1. [初出の実例]「屎の側千早の歌でむしを除け」(出典:雑俳・柳多留‐一一四(1831))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android