日本歴史地名大系 「千沢村」の解説 千沢村せんざわむら 千葉県:茂原市千沢村[現在地名]茂原市千沢南吉田(みなみよしだ)村の東に位置し、北部を赤目(あかめ)川が東流する。村の中央を古屋敷(ふるやしき)と称し、西の上村屋敷(かみむらやしき)、東の下村屋敷と三つの集落がある。しかし現在は古屋敷に集落はない。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に千沢村とみえ、高二八三石。「土気古城再興伝来記」によると、土気(とけ)城(現千葉市緑区)城主酒井康治の次男庄三郎直治は徳川家康に召出されたのち、「上総国粟生野村・二日当村・千沢村千石」を知行している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by