千葉荘(読み)ちばのしょう

百科事典マイペディア 「千葉荘」の意味・わかりやすい解説

千葉荘【ちばのしょう】

下総国千葉郡にあった同国最大の荘園。現千葉市全域に展開したとみられる。千葉大夫常兼の開発領地を,子常重が12世紀前半に鳥羽院に寄進して成立したと推定される。平安末期には鳥羽院皇女八条院領で,皇室領として鎌倉末期まで相伝された。14世紀初頭までには地頭千葉氏の請所(うけしょ)となっていた。
→関連項目千葉常胤

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む