半体(読み)はんたい

精選版 日本国語大辞典 「半体」の意味・読み・例文・類語

はん‐たい【半体】

〘名〙
① 一つのまとまりあるものの半分、あるいは一部分
※随筆・夏山雑談(1741)二「記録書とは大納言は大糸言、中将を中爿、應永を応永、元和を元禾、嵯峨を山山、醍醐を酉酉と書を云ふなり〈略〉片仮名の半体も記録書のごとし」
② からだの半分。
※あきらめ(1911)〈田村俊子〉一三「真っ白に脂肪を盛った上の半体を湯槽に浮かして」

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