半体(読み)はんたい

精選版 日本国語大辞典 「半体」の意味・読み・例文・類語

はん‐たい【半体】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一つのまとまりあるものの半分、あるいは一部分
    1. [初出の実例]「記録書とは大納言は大糸言、中将を中爿、應永を応永、元和を元禾、嵯峨を山山、醍醐を酉酉と書を云ふなり〈略〉片仮名の半体も記録書のごとし」(出典:随筆・夏山雑談(1741)二)
  3. からだの半分。
    1. [初出の実例]「真っ白に脂肪を盛った上の半体を湯槽に浮かして」(出典:あきらめ(1911)〈田村俊子〉一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android