半俗(読み)はんぞく

精選版 日本国語大辞典 「半俗」の意味・読み・例文・類語

はん‐ぞく【半俗】

〘名〙 僧でありながら半ば俗人のような風体、行ないをする僧。半ば俗人のような生活をしている僧。→半僧半俗。〔文明本節用集(室町中)〕
八帖花伝書(1573‐92)四「山伏のなのり、半ぞくなれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「半俗」の意味・読み・例文・類語

はん‐ぞく【半俗】

なかば俗人のような風体、または生活をしている僧。「半僧半俗

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android