半原陣屋跡(読み)はんばらじんやあと

日本歴史地名大系 「半原陣屋跡」の解説

半原陣屋跡
はんばらじんやあと

[現在地名]新城市富岡 大屋敷

当地方を支配した安部氏の置いた陣屋。安部氏はもと駿河国安倍谷の土豪で今川氏に仕え、安部元真・信勝父子は徳川氏に従って遠州経略に武功をあらわし、天正一八年(一五九〇)武蔵岡部おかべで五千二五〇石を与えられた。三代摂津守信盛は寛永一三年(一六三六)八名やな宝飯ほい両郡内に四千石、慶安二年(一六四九)摂津国で一万石の加増を受けて一万九千二五〇石の大名となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む