大手門(読み)おおてもん

精選版 日本国語大辞典 「大手門」の意味・読み・例文・類語

おおて‐もん おほて‥【大手門】

〘名〙 城の正門
※浄瑠璃・平家女護島(1719)一「能登の守は入道を諫めて徳に入るの門、六波羅の大手門惣門楼門冠木(かぶき)門」

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デジタル大辞泉 「大手門」の意味・読み・例文・類語

おおて‐もん〔おほて‐〕【大手門】

城の正門。⇔搦め手門
[類語]かどゲート正門表門裏門アーチ通用門楼門城門山門から冠木かぶき上げ土門凱旋門背戸鳥居

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百科事典マイペディア 「大手門」の意味・わかりやすい解説

大手門【おおてもん】

追手門とも。城の表門。出入口は城の弱点となるので,城内の見通しを避けるために土塁や堀,石垣で枡(ます)形を作るようになった。弘前城大手門はその古い形式。丸亀城大手門ではさらに発達し,櫓(やぐら)門と高麗(こうらい)門を2重に構えている。

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デジタル大辞泉プラス 「大手門」の解説

大手門

埼玉県、鈴木酒造株式会社の製造する日本酒大吟醸酒純米酒などがある。

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