半簾(読み)はんれん

精選版 日本国語大辞典 「半簾」の意味・読み・例文・類語

はん‐れん【半簾】

  1. 〘 名詞 〙 半分ほどおろしたすだれ
    1. [初出の実例]「此勾当の内侍半簾(はんレン)を巻て、琴を弾じ給ひけり」(出典太平記(14C後)二〇)
    2. [その他の文献]〔劉因‐山寺早起詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android