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卓文君 たくぶんくん Zhuo Wen-jun

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

卓文君
たくぶんくん
Zhuo Wen-jun

中国,前漢の文学者司馬相如の妻。富豪の娘で,相如の琴の音にひかれてともに出奔し,不遇の相如のために居酒屋で働いた。のち仕官した相如が妾をつくろうとしたとき恨みを述べたとされる『白頭吟』が残っているが,偽作と考えられている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

たくぶんくん【卓文君 Zhuō Wén jūn】

中国,前漢の人。生没年不詳。蜀(四川省)の臨邛(りんぎよう)の富豪卓王孫の娘。若くして夫に死別し,実家に帰っていたが,そこで文人司馬相如(しばしようじよ)と知りあい,愛しあうようになった。二人は成都に駈落ちして,生活のために酒場を開くなどの苦労も重ねた。楚調の詩〈琴歌〉2首は,司馬相如が琴の調べに乗せて卓文君の心を引いたといわれるものだが,後人の擬作であろう。卓文君は恋に生きた中国古代の情熱的な女性の典型として知られる。

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大辞林 第三版の解説

たくぶんくん【卓文君】

前漢の蜀しよくの富豪の娘。文人の司馬相如しようじよと知り合い、成都に駆け落ちして辛苦をともにした。のち相如が心変わりした際、「白頭吟」を作って決別の意を示した。後世、戯曲などの題材とされる。

出典|三省堂
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