富豪(読み)ふごう

精選版 日本国語大辞典「富豪」の解説

ふ‐ごう ‥ガウ【富豪】

〘名〙 莫大な産を持っている人。大金持財産家金満家。分限者。
※三代格‐七・斉衡二年(855)正月二八日「諸郡司之中豪恪勤者」 〔史記‐平準書〕

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普及版 字通「富豪」の解説

【富豪】ふごう(がう)

富家。〔漢書、卜式伝〕民大いに徙(うつ)り、皆給を縣官(政府)に(あふ)ぐ。以て盡(ことごと)く贍(た)す無し。~の時富豪皆爭うて財を(かく)す。唯だ式のみ、尤も費を助けんと欲す。

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世界大百科事典内の富豪の言及

【富豪層】より

…平安時代初期に律令制支配を変質・解体させ,王朝国家および荘園制支配へと転換する推進力となった在地有力者の階層をあらわす歴史学上の用語。当時の官符や正史が民間において律令行政を阻害する張本人を〈富豪の輩(ともがら)〉と呼んでいることにもとづく。一種の地方豪族であるが,必ずしも郡司層のような伝統的豪族ではなく,むしろ〈富豪浪人〉ともいわれるような外来新興の勢力である場合が多く,それゆえに旧体制を攪乱し破壊する活動も激しかった。…

※「富豪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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