南アフリカ労働組合会議(読み)みなみアフリカろうどうくみあいかいぎ(その他表記)Congress of South African Trade Unions; COSATU

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「南アフリカ労働組合会議」の意味・わかりやすい解説

南アフリカ労働組合会議
みなみアフリカろうどうくみあいかいぎ
Congress of South African Trade Unions; COSATU

南アフリカ共和国最大の労働組合連合。構成員の主体黒人。 1985年 12月結成。 1979年の「ウィーハン委員会報告」の勧告により,南アフリカ共和国の労働運動史上初めて労働組合が正式に認められ,団体交渉権争議権を獲得した。結成当時の規模は 33組合約 50万人で,その後 200万人以上に拡大アパルトヘイトへの抵抗とアフリカ人労働者の産業別組織化を目指して 1990年アフリカ民族会議 ANC,南アフリカ共産党 SACPと同盟を結成した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android