最新 地学事典 「南スマトラ炭田」の解説
みなみスマトラたんでん
南スマトラ炭田
South Sumatra coal field
インドネシア南スマトラ州にある炭田。南スマトラ堆積盆地の中新~鮮新統ムアラエニム(Muara Enim)層が夾炭層。主要炭層はブキットアッサム地区で3層,バンジャルサリ地区で3層,厚さは3~20m。炭質は,純炭ベースで揮発分50%前後,発熱量6,000~7,200kcal/kɡの褐炭~亜瀝青炭。ブキットアッサム地区では火山岩の影響を受け一部瀝青炭~無煙炭。推定埋蔵量はエニム,ムアラワスの両地域で25億t,炭田全体では不明。ブキットアッサム炭鉱が唯一の炭鉱で,露天掘りにより年産約600万t(1993)。
執筆者:鈴木 祐一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

